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ブログの記事は降順に積み重なっていく、言ってみれば書類の山、紙の山です。なかにゴミ記事もあるわけですが、ときどき引っぱり出して見直したい記事もあるはず。記事と記事のつながりが、はっきり見えてくることもあります。つながりをつまみあげて保持しておきたい場合に現在のブログを作っているCMSは、非常に不便。カテゴリやテーマの設定である程度は、あらかじめつながりを意識していても、次の新しい記事が別のカテゴリだったりすると、見えたはずの関連性もすぐに見えなくなったりします。記事内検索もありますが、その結果表示は、記事の山とほとんど変わるところはない。そこで気になる記事のキーワードやフレーズを取り出して、ちょっと深掘りする「補注(補足記事)」を作ります。個々の記事をカードに見立てて、カードの集積にコンテキストを与え、起承転結を作る。つまり一冊の本を構成し書き上げていくのに似た作業です。エンジン流ボトムアップ・ライティングの作法を盗み取ってください。
「書く」までもない、話
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本棚

7月20日↓↑
X+オーサリング+パブリッシング=本。電子もね^^
7月23日↓↑
エディトリアルデザイナーとウェブデザイナーの協業について考える(2)「書く」までもない話
7月25日↓↑
『生きられるマルチメディア』:電子書籍の編集と動的PDF(1)

ブログ記事の通常の降順を、昇順に変えてリンクを並べると
コンポジション(作文)しやすくなる。
コンテキスト(文脈)を発見しやすいと言ってもいい。
ただし記事タイトルだけ眺めていると、あっちこっち飛び跳ねているというか、どう見てもデジタル系の話にしか見えない。

しかし、この3記事を括れるキーワードは、左にあるように、デジタル系ではまったくない。デジタル系はむしろ書きやすく
その奥というか、手前を主題化しようとしている。

その主題化を切迫させるものが、デジタルの現在の動きのなかにあるということ。

どの記事であれ、本文をじっくり眺めていると見えてくる。

どちらを主軸にするかで、このコンテクストからは、2冊の本を構成することができる。

7月20日の記事タイトルの「X」に相当するものは、こうして眺める限り、「エクリチュール」しか思い浮かばない。

2010/07/26



カテゴリー:UNCERTAINITY


OKADA Keiji@editorial engine